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avalon:hairの清野です。
高濃度トリートメントとは?
と言うお話をさせて頂こうかと思います。
僕は元々ケミカル大好き美容師なので、かなり色々と勉強してきました。
そして当店でも長年トリートメントの原液を前処理、中間処理、後処理などで使用しています。
当店で使用しているトリートメントはトリートメントの原材料のみで作られている
純度100%の高濃度トリートメントになります。

こういった粉末だったり

液体だったり形状はいろいろです。
これらが処理剤=PPTとかCMCと呼ばれているものの原材料です。
主に加水分解ケラチンというタンパク質でできていることが多く
羊毛ケラチンだと羊の毛だったり、コラーゲンやシルクなど
色々なものを加水分解して作られます。
加水分解〇〇というのはこれらです。
また熱に反応するトリートメントなどはよく使われてますが
こちらは植物由来(菜種)の種子から抽出したものだったり
本当に数もかなりあります。
美容師さん向けに描いてるわけではないのでかなりざっくり適当に書いてます。
さて素人さん向けに書いてるので話は戻りますが、
こういう物が合わさせって配合されているのが、我々が使っているトリートメントだったりお客様が日常的に使っている
アウトバストリートメントやインバストリートメントになります。
では高濃度トリートメントのメリットとは何かを説明していきます。
※あくまで当店のお話であり他店様の場合はわかりかねます。
1.使う側(美容師さん)が自分で濃度を自由に調整できる
お客様のダメージの状態に合わせて、濃度を調整したり施術内容によって使い分けたりできます。
高濃度で希釈して使うことができるので、トリートメント効果が段違いに発揮されます。
2.施術内容や求める質感によって使い分けが可能
ヘアカラーの場合とパーマの場合等で使い分けが可能です。
また熱処理する場合としない場合等で使い分けることにより
効果がより発揮されます。
逆に施術内容に合わない処理剤を使用しないと全く効果が出ません。
3.余計なものが入らない
精製水とトリートメント原料のみなので
余計な成分が入らないためアレルギーリスクが減ります。
ざっくり書くとこんな感じでしょうか?
高濃度トリートメントだとトリートメント効果がより発揮され効果は段違いだと思います。
すごーく良いもののイメージがありますが…当然デメリットもあります…
長くなってしまったので、次回はこれらのデメリットも書いていこうと思います。